No.66 特別編;台湾単身日記⑦(自転車でGo!后豊鉄馬道)
台湾と言えば自転車です。世界No.1(かしら?)の自転車メーカーであるGIANTは台中に本社があります。そんな台中(台湾)ですから、さぞかし自転車に優しい街かと思いきや、街乗りできる場所は限られ、普段使いには難があります。道は凸凹で、バイクがビュンビュン走っていることもあり、危険極まりないです。なので、自転車を楽しむには専用のサイクリングコースに行くのが無難です。ということで、后豊鉄馬道に行ってきました。ここは以前の駐在時代には行ったことが無かったので、初めての訪問になります。廃線になった鉄道線を利用した4.5Kmの自転車専用道路で、トンネルと大甲渓にかかる橋が観光のポイントになります。
バスと電車を乗り継いで最寄駅の后里(Houli)に着いたのは10時過ぎ。事前にネットで調べた所、電動自転車がお勧めとのことだったので、駅前のレンタルショップでiPhoneの翻訳ソフトを使って意思表示。お店のお姉さんが色々説明しながら300元の電動自転車を薦めてくれましたが、全く理解できず。パンフレットに手書きで2hrと書いてきたので、2時間で300元(今のレートだと1300円くらい)は結構高いなあと思いつつ(かつ、全行程制覇で4時間かかるとネットに書いてあったので時間も足りない!)、レンタルしました。その後、今度は店のお兄さんが使用方法を教えてくれたのですが、こちらも全く理解できず。まあ、大丈夫でしょう。自転車ですから。
この電動自転車ですが、ハンドルのグリップを回すとタイヤが駆動することが分かりました。日本で普及している電動アシスト自転車とは似て非なるものです。いや、似てないですね。漕がなくても、グリップまわせば、スイスイ進みます。これは電動自転車と言う名の原付バイクです。バッテリー2時間がどれくらいか見当がつかないので、最初は電動は極力使用しないようにしましたが、結果から言えば、バッテリーは十分に保ちます。サイクリングコースの全工程で使用できます。全く漕がなくても良いと言うことです。これは楽チンですが。。。
終点から分岐して、東豊自行車緑廊と言う別のサイクリングロードがあるのですが、バッテリーが心配だったので(この時はまだ心配していた)、断念。スタート地点まで戻りました。帰りは電動を目一杯使って帰ったので、最高に気持ちがよかったです。
おしまい