単身赴任のオヤジ日記

1966年生まれ。単身赴任。備忘録として日記を書きます!

No.77 社労士試験惨敗

 2週間前の8/27に社労士の試験を受けて来ました。この一年間、少なくとも休日は、ほぼこの試験のために費やしてきましたが、結果は予想以上の惨敗でした。悔しくて、情けなくて、何もやる気が起こらないのですが、いつまでも落ち込んでいても仕方がないので、社労試験について振り返り、再チャレンジするかどうかを考えたいと思います。

語呂の良い令和5年の55回試験に合格したかった。。

 最初の3ヶ月(22年10月〜12月)は順調に、かつ、楽しく勉強できていました。年明け、23年に入ってからは講義の範囲が広がり、内容も難しくなってきたので学校に行くのが辛くなることも出てきましたが、GWまで、何とか乗り切りました。しかし、講義が一通り終わったGW明けの、さあこれからという時に仕事のトラブルで心配事が発生し、集中力が低下。トラブルは予想以上に長引いて試験日までに完全解決せず。6月の段階で、半ば今年の合格を諦めてしまい、敗北宣言。それでも週末は10時間の勉強を継続し、目標の1000時間はできませんでしたが、試験前までの総勉強時間は800時間は超えたと思います。

 自分なりには相当頑張ったので、奇跡があるかもと思い、受験。自己採点せずに合格発表を待つつもりでしたが、待ちきれず、問題用紙のメモを頼りに自己採点してみると選択は合格圏内。しかし、択一が予想以上にできておらず、健康保険に至っては1点取れているかどうかの状況。この時点で不合格確定。直前期の追い込み不足はあったものの、この一年、どこにも行かずに頑張ったのに、情けない結果。お金もいっぱい使いましたが、世の中、甘くないとつくづく感じました。

勉強に使用したテキスト

やり切れないほどの補助教材も充実してました

 

 社労士試験の難易度を大学受験に例えると、北大レベルであるとのネット記事がありました。地方国立大卒の私が北大レベルの試験に挑むので、その時点で相当チャレンジグである訳なのですが、何故か受験前は妙な自信がありました。1000時間、真面目に勉強すれば、一発で合格できるのではないかと。思えば、バブル景気で運よく入社した会社には旧帝大出身者がわんさかとおり、いつしか自分もそのレベルにあると勘違いしていたのかもしれません。受験の動機も一発合格して周りの人を見返してやろうというものであったので、そんな奴を合格させてはいけないですね。人生かけて勉強している人たちに大変、失礼です。勿論、結果が出なかった最大の理由は勉強不足であるので、動機は単なる言い訳になりますが。あまりにもできていなかったので、現実を知るにはいい機会になりました。

 今年、試験に合格していたら、58歳前の早期退職制度を利用して、会社を辞めようと思っていました。バブル社員に対する周りの目は厳しくなっていて、会社に居づらくなっています。営業の仕事も年齢的に辛いので、試験に受かってかっこよく退社したいなと。しかし、金銭的な面で言えば、今の会社に65歳までしがみつくことが最も有利であることは明白。資格があるからといって、何の経験もないおじさんを雇ってくれるところなどない。判ってはいるのですが、現状から抜け出したくて夢を見ていました。今回合格できなかったのは神様からの忠告であっと思うようにしています。

 これまでに書いてきた事に矛盾するかもしれませんが、この一年は充実した時間を過ごせました。本来、1人でコツコツ勉強するのが性に合っているんだと思います。合格できていたら更にハッピーでしたが、変な道に進むことを止めてくれたと思えば、それも良かったのかなと。勉強自体は面白かったので、来年、再挑戦します!

シュウマイ弁当を食べて頑張った1年でした!

おしまい